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英語学習は自分が好きなこと・興味があることじゃないとなかなか続けられませんよね。
私は好きなことが「ゲーム」なので、ゲームを英語学習として活用しています。
英語学習を目的としたゲームはたくさんありますが、それらはあくまで「英語学習のためのゲーム」なので、ゲームとしては物足りないことがあります。
そこで、私は「面白いゲームを言語を英語にしてプレイする」ことを実践しています。
今回は、私が良くプレイしている『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 』（以降スマブラSP）を英語でプレイしている感想を紹介します。
特に“『スマブラSP』は英語学習に効果があるのか“という観点から解説します。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 』は、任天堂より2018年12月7日に発売されたNintendo Switch用対戦アクションゲームです。
これまでたくさんのシリーズが発売されており、「初代」は1999年に発売されています。
「英語学習のためのゲーム」をお探しの場合はこちらの記事がおすすめです。
ペラペラ英語アドベンチャーを大人がプレイした感想！【ニンテンドースイッチで英語学習】
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALの特徴
- 英語で実際にプレイした感想
- おすすめな人と注意点
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALの特徴
キャラクター同士が戦う対戦アクションゲーム
パーティゲームとしても格闘ゲームとしても遊べる
e-sportsとしてのコミュニティが盛ん
キャラクター同士が戦う対戦アクションゲーム
『スマブラ』を一言で表すと、対戦アクションゲームです。
いろいろいるキャラクターの中から好きなキャラクターを選び、相手を倒すことが目的です。
最新作の『スマブラSP』は80以上ものキャラクターがいます！
スマブラの最大の特徴は、相手をゲームの舞台（ステージ）から場外へ落下すること（＝撃墜）です。
普通の格闘ゲームの様に体力を奪い合うのではなく、最後まで舞台に残っていた者が勝者となります。
パーティゲームとしても格闘ゲームとしても遊べる
『スマブラ』はもともと“パーティゲーム”として作られたゲームです。
ボタン一つで技を出せたり、多人数プレイやアイテム、ステージギミックなどがあってパーティゲーム性が強いです。
そのため、格闘ゲームのように初心者には難しいゲームとは違い、子供やライトユーザーでも楽しむことができます。
格ゲーは難しいコマンドを覚えたり、立ち回りを考えたりする必要があるので、ゲーム初心者には難しいですよね。
一方で、格闘ゲームで良くある「間合い管理」や「立ち回り」を突き詰める要素もたくさんあり、【格闘ゲーム】としても十分に遊べます。
ライト層だけではなく、コア層も楽しめるゲームです！
e-sportsとしてのコミュニティが盛ん
「格闘ゲーム」としても十分楽しめることを証明する理由として、『スマブラ』はe-Sportsとしても盛んです。
e-Sportsの中でも競技人口が比較的多く、特に10代などの若い世代の活躍が見られるのが大きな特徴です。
一方、格ゲーの代表的な『ストリートファイター』などは現役で30代後半のプレイヤーが多いです。
また、たくさんのオンライン・オフラインの大会が国内海外問わずに毎週のように開かれています。
相手を場外に落とす（撃墜する）というシンプルなゲーム性と、様々なキャラクターが活躍する姿が見れるので、ライト層でもYouTube やTwitch の配信を見ることで楽しめます。
特にキャラクターのバランス調整が素晴らしく、活躍するキャラクターに偏りがないこともシーンが盛り上がっている理由の1つです。
英語で実際にプレイした感想
〇 楽しく英語に触れることができる
学習したい言語の環境に身を置くことで、自然とその言語を身につける方法として「イマージン学習」というものがあります。
家族との会話や、仕事でいきなり英語にすると支障が出そうですが、趣味や好きなことであれば楽しみながら続けられます。
すべてを理解する必要はなく、なんとなく目につくという時間を増やすことで、いつのまにか単語を覚えています。
〇 英語と日本語の違いが面白い
『スマブラ』にはたくさんのキャラターがいますが、英語名と和名が大きく異なることがあります。
- クッパ：Bowser
- ゲッコウガ：Greninja
（Gremlin「グレムリン」+ ninja） - ルフレ：Robin
（ルフレはキャラクター選択で男女が選べます。なので英語圏で男女どちらにもつかえる名前になっているみたいです。）
日本人からすると「ニンジャ」はちょっと…って思いますよね。笑
このように英語名の意味を調べると、英単語を新たに知れたり、文化を学べたりします。
特にポケモンなんかは意味を調べてみると、2つの単語を組み合わせた名前であることが分かります。
こちらの記事でポケモンの英語名について少し解説もしています。
ポケモンスリープで楽しみながら英語学習！
〇 海外大会を見ればリスニングの勉強にもなる
スマブラは協議シーンとしても盛んで、日本だけではなく海外でも大人気のゲームです。
「大乱闘スマッシュブラザーズ」は英語では「Super Smash Bros.」です。
特にアメリカやメキシコに競合プレイヤーが多く、よく海外大会が開かれています。
配信の実況や解説はもちろん英語なので、海外大会の配信を見ることで本場の英語を聞くことができ、リスニングの勉強ができます。
日本のプレイヤーも時々参加するので、応援がてら英語も勉強できてお得ですね！
▲ ゲームのプレイだけではほとんど英語の勉強にならない
スマブラは対戦ゲームなので、キャラクターがしゃべったりするわけではありません。
攻撃するときや食らったときにちょっと声を出す程度です。
ゲーム内に説明分もありますが、アクション対戦ゲームなので説明を読まなくても直感的に操作ができます。
ゲーム自体のコンセプトもここを重視しているようですね。
ですので、スマブラをプレイするだけでは英語の学習には不十分だと思います。
おすすめな人と注意点
『スマブラ』を「英語学習」目的でプレイするいう観点でおすすめの人を紹介します。
対戦アクションゲームが好きな人
ネイティブの英語のリスニングを勉強したい人
英語に触れる時間を増やしたい人
対戦アクションゲームが好きな人
スマブラは対戦アクションゲームであり、格闘ゲームではありません。
ルールが分かりやすいので、たとえプレイしていなくても大会を見ているだけで楽しめます。
格闘ゲームはプレイしてやりこんでいないと、「何がすごいのかわからない…」となりがちですよね。
これまでプレイしたことが無くても、海外大会を見て英語も楽しみながら学べちゃいます。
ネイティブの英語のリスニングを勉強したい人
スマブラはほぼ毎週何かしらの大会が海外で開催されています。
そのため、配信をみることで実況や解説のネイティブ英語に触れることができます。
ただし、しゃべるスピードがめちゃくちゃ早いです。笑
英語に触れる時間を増やしたい人
資格勉強やオンライン英会話をやっていると時々休みたくなりますよね。
それでも、「少しでも英語に触れる機会を増やしたい！」という人にはおすすめです。
英会話力を伸ばす上で必要なのは、継続的に英語に触れて実際に使う機会を増やすことです。
英語を学習している感覚にならないので、無意識的に英語に触れあえます。
『スマブラ』を英語学習に活用する際の注意点
体系的な英語は学べない
『スマブラ』は英語学習者のために作られたゲームではありません。
加えて、対戦ゲームなので、キャラクターがしゃべったりするわけではありません。
そのため、文法や基本表現をちゃんと学びたいという人には向いていません。
あくまで自分の趣味の時間を利用して「少しでも英語に触れる時間を増やすため」としてプレイしましょう。
ゲーム内でしか使わない単語がある
例えば、スマブラ英語圏には“Tech chase”というワードがあり、日本語では「受け身狩り」を意味します。
スマブラをやっていない人からすると、何それ？となりますよね。
スマブラではキャラクターが攻撃を食らって倒れた時に「受け身」と呼ばれるテクニックをすると3種類の受け身が取れます。
その受け身を読んで、さらに攻撃を追撃することを「受け身狩り」（Tech Chase）と言います。
この言葉はスマブラ以外では出てこず、日常会話やビジネスシーンでも使わないでしょう。
こういった「スマブラ特有の言葉」もたくさん出てくるので、すべてが役に立つというものではありません。
まとめ：スマブラで英語を学ぶなら海外大会も観よう！
『スマブラ』は英語学習用ゲームではないので、あくまで「英語に触れる時間を増やす」という目的で英語でプレイしましょう。
また、英語勉強をしているなら海外大会を見ることをおすすめします。
大会は毎週のように開催していますし、ネイティブのリアルな英語を聞くことができるので、リスニングの勉強にとても役立ちます。
