【原神×英語学習】フォンテーヌ編の魔神任務解説|霧雨に眷恋される街#2

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注意

ストーリーのネタバレを含むので、まだプレイしていない人は先にプレイすることをおすすめします。


この記事では、フルボイスのストーリークエスト「魔神任務」を英語でプレイしていて気になった・勉強になった英語フレーズを紹介してます。

今回はフォンテーヌ編の「白露と黒潮の序詩」パート2「霧雨に眷恋される街」の続きです。


前回の解説はこちら↓

【原神×英語学習】フォンテーヌ編の魔神任務解説|霧雨に眷恋される街#1


スクリプトと公式日本語訳はGenshin Impact WikiHoney Impactを参考にしています。

新聞屋に行く

who could have seen that coming:だれもそうなると思わなかった

Paimon 
Paimon 

Wow, who could have seen that coming!? The reporter who was barely around for most of the story was the murderer all along!
(わぁ、そうだったのか…!まさかずっと存在感のなかった記者が犯人だったなんて!)

直訳

うわあ、誰が予想できたんだ!?記事のほとんどにほとんどいなかった記者が、最初から犯人だったのだ!


これは決まり文句として覚えましょう。

“Who could’ve seen that one coming.”「そうなると誰にも分からなかった」「いったい誰が予想できたの?」などです。

“I saw that coming.”「そうなることが分かっていた。」というのも決まり文句です。

リネたちの公演に行く途中、新聞屋に立ち寄ってパイモンが小説を覗いています。
とある小説を読んでびっくりしているみたいですね。

blurt out:うっかり口走る

Traveler
Traveler

Hey, don’t blurt it out, Paimon…
(シーッ、声が大きい…)

直訳

おい、口に出すなよ、パイモン…。

“blurt”は、「…をうっかりしゃべる」「口走る」という意味の他動詞です。

今回のように、”blurt out”という句動詞の形で用いられことが多いです。

通常、言うべきことではないことを口走ってしまう場合に用いられます。

パイモンが推理小説のネタバレを声に出して言っていたので、旅人が注意しています。

歌劇場の噴水広場に行く

have to do with:~と関係がある

Paimon
Paimon

It’s because of his(her) sensitivity to the Hydro element? But what would hearing a voice have to do with elemental power?
(水元素の感知力?でも、こいつが聞いたのは人の声だろ?元素力となんの関係があるんだよ?)

直訳

水元素に敏感だから?しかし、声を聞くことと元素力に何の関係があるの

“have to do with”は「関係がある」という意味です。

“Does it have to do with ~?”という文なら「~と関係があるの?」と普通に聞いている感じになります。

今回のように”What would ~ have to do with ~?”だと「何の関係があるの?」、つまり「関係ないでしょう」というちょっと嫌味な言い方になります。

旅人がルキナの泉からある声が聞こえたと言ったところ、それは水元素に敏感なためかもしれないとリネットが言いました。
なんで水元素に敏感だと声が聞こえるんだ?とパイモンが聞いています。


エピクレシス歌劇場に入る

for the world:絶対に

Paimon
Paimon

Are you kidding? We wouldn’t miss it for the world. We’ve been looking forward to it!
(からかうなよな。ずっと楽しみにしてたんだから、おまえの公演を見逃すわけないだろ。)

直訳

冗談でしょう?絶対に見逃さないよ。楽しみにしていたんだ

“for the world”は直訳だと「世界を引きかえにしても」という意味です。

“I wouldn’t miss it for the world”「世界と引き換えだとしても、それを逃さないだろう」=「何があっても絶対に行くよ」となります。

これも決まり文句として覚えましょう。

エピクレシス歌劇場に入るとリネから来てくれてうれしいと言われます。
楽しみにしていたんだから、見逃すわけないだろうとパイモンが言っているところですね。

リネが用意した席に着く

strike up:始める

Paimon
Paimon

Hey, Player… Maybe we should strike up a conversation with the person next to us? Since we’re sitting together and the rest of the place is practically empty still, it’s kinda awkward if we don’t say anything.
(おい、旅人…隣の人にちょっと話しかけたほうがいいんじゃないか?誰もいない状況で隣同士なのってちょっと気まずいぞ…)

直訳

ねえ、旅人…。隣の人と会話を始めるべきかな?一緒に座ってるし、他の席はまだ誰もいないから、何も言わないと気まずいんだ。

“strike up”には「~を始める」という意味があり、“strike up a conversation”で「会話を始める」となります。

意味的には「start a conversation」と同じですが、strike up a conversation の方が口語的です。

リネが用意してくれた席に行くと、ヌヴィレットが隣に座っていました。
周りはだれもおらず、話しかけないのは気まずいので、パイモンが話しかけようとしています。


under one’s breath:~の声を抑えて

Paimon
Paimon

Ah! Wait, that’s not it, Paimon’s sorry! Um, Paimon’s the one who was being rude talking under her breath like that. Uh, so let’s talk, but… uh… what should we talk about?
(えっと、コソコソしちゃって、失礼なことしちゃったぜ…その、話をしよう。えっと…なにを話せば…)

直訳

待って、そうじゃなくて、すみません!あの、パイモンの方こそ、そんな風に息をひそめて失礼なことを言ってた。ええと、話をしよう、でも……ええと……何を話そうか?

直訳は「息の下で」となり、転じて「声を抑えて」という意味になります。

相手に聞こえないようにそっと小さな声で話すイメージです。

ヌヴィレットにひそひそ話していたことを聞かれていたみたいですね。
話さないのは気まずいと言っておきながら、いざ話そうとすると何を話せばいいかわからなくなっています。


by the second:どんどん

Paimon
Paimon

Oh, so you’re not friends with Lyney, then… Whew, this is getting more awkward by the second. Ah, Paimon nearly forgot to make our introduction…
(じゃあ、違うってことか…ま、まずいな、雰囲気がますます…あ、そうだ、自己紹介を忘れてたぜ…)

直訳

ああ、じゃあリネとは友達じゃないんだね…。ふー、ますます気まずくなってきた。ああ、自己紹介を忘れるところだった…。

“by the second”で「どんどん」「ますます」などの意味になります。

状況が変化している様子を表す表現なので、”getting more ~ by the second”というように、同じく状況変化につかう”get”と相性が良い表現です。

会話するためにリネの話題を出しますが、ヌヴィレットはリネとは友達ではないと言いました。
もうなにを話せばいいかわからなくなって、さらに気まずくなっています。


It wouldn’t be too much to say:~といっても過言ではない

Lyney
Lyney

Allow me to introduce you to Fontaine’s Chief J{RUBY#[S]Iudex}ustice. That seat is always reserved for him. It wouldn’t be too much to say that he’s the symbol of justice and honesty here in Fontaine.
(この方はフォンテーヌの最高審判官なんだ。ほら、あそこ——あのポジションは昔からヌヴィレットさんのものなんだよ。フォンテーヌの「公正」の象徴と言っても過言じゃない。)

直訳

フォンテーヌの最高裁判官を紹介しよう。その席は常に彼のために用意されている。彼はここフォンテーヌの正義と正直の象徴と言っても過言ではないでしょう。

直訳すると「~と言うのは言いすぎではないだろう」つまり、「~と言っても過言ではない」となります。

「~してもしすぎることはない」という表現は頻出ですが、日本語にはあまり無いため馴染みがありません。

ですので、決まり文句として覚えましょう。

リネがヌヴィレットのことを紹介しています。
彼はフォンテーヌの「公正」の象徴らしいです。


No offense taken:気にしていない

Neuvillette
Neuvillette

No offense taken. Being Chief Justice is merely what I do for work. Nearly every person has their usual reserved seat, so I am not so special, really.
(気にするな。「最高審判官」など、ただの仕事に過ぎない。一人一人に自分の「ポジション」があるように、私も特別なわけではない。)

直訳

気にしてないよ。最高審判官というのは、私が仕事でやっていることに過ぎない。ほぼすべての人がいつもの指定席を持っているので、私はそれほど特別ではありません。

“offense”は「無礼」「攻撃」などの意味で、“No offense taken”は「相手の発言が,私に対して無礼にはなっていない」といった意味になります。

自分がこれから発言することや既に発言したことに対して、「悪く取らないで欲しいんだけど」という意味合いでは”No offense~”という前置きが使われたりします。

“No offense, but ~”(悪気はないんだけど〜)

ヌヴィレットは最高裁判間であり、フォンテーヌの「公正」の象徴ということが分かりました。
なので、さっきのは失礼したとパイモンが言ったところ、気にしていないと言っていますね。


sooner rather than later:できるだけ早く

Neuvillette
Neuvillette

So I think you should take notice of her sooner rather than later, otherwise she may become flustered.
(気付いてやってくれ。でないと、落ち込んでしまうだろうから。)

直訳

だから、早く気づいてあげないと、彼女が動揺してしまうかもしれない。

“rather than ~”は「~よりむしろ」という意味です。

 “later”(後で)よりむしろ “sooner”(すぐに)ということから「できるだけ早く」というニュアンスが出てきます。

フリーナがVIP席にいるので、早く気づいてあげてくれと言っています。
彼女はちょっとポンコツ感がありますよね。


see through:見抜く

Paimon
Paimon

Huh? Oh, it’s Furina, the Hydro Archon. She sure has a smug and satisfied look on her face. Guess she has no idea that you saw right through her act.
(うわぁ…水神フリーナ…なんかすっごく得意気な表情だな。おまえに見破られたことになんか全然気づいてないみたいだぞ…)

直訳

あれ?水神のフリーナだ。ドヤ顔で満足げだ。彼女は、君が彼女の行動を見破ったことに気づいていないようだ。

“see through”は「見極める」や「見通す」といった意味があります。

物事や人を「見極める・見通す」といった感じで、「見ただけでは分からない本質の部分を見抜く」といったニュアンスですね。

旅人がフリーナを見た時に、最もかっこいいと思い込んでいる姿を見せたいためにVIP席でポーズをとっていました。
ヌヴィレットはその思惑を見抜いていたみたいです。


You never know:どうなるか分からない

Lyney
Lyney

You never know what can happen in the blink of an eye.
(瞬きのタイミングは、慎重に選ぶこと。)

直訳

瞬く間に何が起こるかわからない

直訳すると「あなたは絶対知らない」になりますが、「結果がどうなるか、実際どうなるか分からない」という意味になります。

何かよいことが起こるかもしれないことを伝えるときに使われることが多いみたいです。

「瞬きしたら何が起こるかわからない」=「瞬きして見逃さないように」という煽り文句ですね。

これからマジックショーをするリネが観客を煽っています。
ストーリーには関係ないですが、こういうショーパフォーマーはトークもうまいですよね。

原神特有の英単語

今回のストーリークエストの範囲で原神特有の単語を紹介します

※英語表記と日本語表記が対になっていない場合もあります(単純な英訳<->日本語訳ではないことがあります)

英語表記日本語表記補足
Fountain of Lucineルキナの泉フォンテーヌ地域の中庭にあるサブエリア。
歌劇場の前にある噴水。
Yae Publishing House八重堂稲妻にある観光スポット。編集長であり創設者は鳴神大社の巫女長である八重神子。
Neuvilletteヌヴィレットプレイできる水元素キャラクター。
フォンテーヌの最高審判官であり、マレショーセ·ファントムのリーダーである。

まとめ

魔神任務の第四章・第一幕「白露と黒潮の序詩」のパート2クエスト「霧雨に眷恋される街」#2を解説しました。


私はオープンワールドのアクションゲーム『原神』を英語でプレイして英語学習をしています

原神はキャラクターがフルボイスのシーンが多く、テキストも大きく表示してくれるので、英語学習におすすめです。

『原神』で英語を勉強しよう!|ゲーム×英語学習のすすめ


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