この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
この記事はストーリーのネタバレを含みます。
この記事では、フルボイスのストーリークエスト「魔神任務」を英語でプレイしていて気になった・勉強になった英語フレーズを紹介してます。
今回はフォンテーヌ編の「ゆえなく煙る霧雨のように」パート2「雨に流される真相」です。
前回の解説はこちら↓
![](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/11/Like-the-Faint-Moonlight-of-Yesteryear-2-160x160.jpg)
スクリプトと公式日本語訳はGenshin Impact WikiとHoney Impactを参考にしています。
最高審判官の執務室に行く
![](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/11/maxresdefault-1024x556.jpg)
be occupied with:~に専念している
![Sedene](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/11/NPC_Sedene.jpg)
Halt! Please state your business here. The Chief Justice is presently occupied with official matters.
(お待ちください、どういったご用件でしょう。最高審判官は、現在公務中です。)
止まれ! ここで用件を述べてください。現在、裁判長は公務に専念しています。
“occupy”は「~を占有する」「~を使用する」という意味の他動詞です。
そこから、”be occupied with”は「~に占有されている = 忙しい」というイメージになります。
“busy”と意味は変わりませんが、”occupied”の方が何かに専念(集中)しているニュアンスがあります。
最高審判官の執務室に来ましたが、警備員であるセドナに止められているシーンです。
crack jokes:ジョークを飛ばす
![Sedene](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/11/NPC_Sedene.jpg)
…If you’re just here to crack jokes, I can point you towards the exit. Unlike some, we’re busy, so please leave if you don’t have a reason to be here.
(…私をからかいに来たのなら、もうお帰りください。お互い時間を無駄にしたくないでしょう?)
…冗談を言いに来ただけなら、出口を案内しますよ。どこかと違って私たちは忙しいので、ここにいる理由のない方はお帰りください。
“crack” は、「パチンと割る」「(何かを)ピシャっと打つ」という意味があります。
動詞の目的後を”joke”にして”crack a joke”で「ジョークを飛ばす、軽口をたたく」というニュアンスになります。
(ここでは”crack jokes”となっていますが、同じ意味で大丈夫です。)
同じような表現で“tell a joke”とありますが、こちらは「冗談を言う」という感じで、“crack a joke”の方が「軽くジョークを飛ばす」といったニュアンスを持ちます。
セドナが警備している通路はだれでも例外なく、正当な理由がないと通してくれないみたいです。
ナヴィアがセドナに自分たちのことを覚えていないか聞きますが、覚えてないようで、冷やかしなら帰ってくれと伝えています。
Is that even a thing:そんなのがほんとにある?
![Sedene](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/11/NPC_Sedene.jpg)
Huh? Is that even a thing…
(えっ?そんな予定、入ってましたっけ…)
え?そんなのがほんとにあったかな…。
この場合の”thing”は「そういうものとして認知されているもの」というような意味で使われています。
“Is that a thing”で「そんなのがあるんだ?」という感じで、ここでの”even”は強調で使われています。
「そんなものが一体本当にあるの?」というようなニュアンスですね。
ナヴィアがリネが審判したケースで、報告と資料の記録に来たと言いました。
セドナはそんな予定は聞いていないというような様子で、少し怪しんでいます。
ヌヴィレットと会話する
![](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/11/ef58bcb46c0b3858ae6552067ec4111e43312dde-1.jpg)
barge in: 〔ノックせずに部屋に〕入り込む
![Paimon](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/08/d529407a7c7096e184d91a72301a476c_4442523386018185465.webp)
Um… Sorry to barge in, Monsieur Neuvillette. We only lied to get in because we didn’t know any other way…
(あ、あの…ごめん、ヌヴィレット…オイラたち入口で止められて、警備の人に嘘をついて入ってきたんだけど…)
押しかけてすみません、ヌヴィレットさん、 他に方法がなかったので ウソをついた…。
“barge in”は「(許可なく)押しかける」「(ノックせずに)部屋に入る」という意味です。
アポなしで誰かの家やオフィスなどを訪れ、相手を困らせてしまった時に使います。
今回もアポなしでヌヴィレットのところに押しかけているので、パイモンが誤っています。
ヌヴィレットと話したくて警備員のセドナに嘘をついて執務室に入り込みました。
that’s that:それ以上ない、仕方ない
![Navia](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/08/Character_Traveler_Female_Game.jpg)
Guess that’s that…
(仕方ない…)
これで終わりかな…。
直訳すると「それはそれだ」となり、意味がちょっと分かりづらいのですよね。
このフレーズは「それ以上、意見が変わることはない」「それが最終決定だ」といったニュアンスです。
似た表現で”that’s all”というのもあり、こちらは知っている方も多いのではないでしょうか。
ただ、”that’s that”は”that’s all”よりはちょっと冷たく突き放している感じで「それだけのこと」というイメージですね。
ヴァシェという名前に聞き覚えがないかヌヴィレットに聞きましたが、ここ数年の資料や記憶には無いそうです。
これでまた連続少女失踪事件の手がかりが無くなってしまい、振り出しに戻りました。
what if:もし〜だったらどうする?
![Paimon](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/08/d529407a7c7096e184d91a72301a476c_4442523386018185465.webp)
Player, what if it was really all just a dream?
( まさか、あの時のはただの気絶で、夢を見てただけってことか?)
旅人、もしそれが本当に夢だったとしたら?
“What if”は「もしある出来事が起こったらどうするの?」を意味し、何かが将来に起こり得る可能性を示唆する時に使う表現です。
“What are you going to do if ~?”や”What should I do if ~?”といった表現を簡潔にしたものと言われています。
ヌヴィレットが聞き覚えがないので、旅人が聞いたヴァシエという名前はただの夢だったのかもしれません。
nothing compared to:~くらべてたいしたことないもの
![Navia](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/NPC_Navia.jpg)
In your eyes, the value of a human life is nothing compared to those cold laws you hold so dear.
(命の価値は、あんたの手にある感情のない規則や法律と比べてちっぽけなもの——あんたの目にはそう映ってるんでしょ?)
あなたの目には、人の命の価値なんて、あなたが大切にしている冷たい法律と比べたら、たいしたことないように映るのでしょう。
直訳では「~と比べると、何もない(nothing)のも同然だ」といった意味で、これが転じて「~に比べたらこれらは大したことはない・かなわない」という意味になります。
“to”の代わりに”with”が使われることもあります。
ナヴィアがヌヴィレットを責めているシーンです。
彼女の父親カーレスを、当時法律に従って裁いたことに怒っているようです。
hang on a thread:危機一髪である
![Navia](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/NPC_Navia.jpg)
Everything was hanging on a thread at that moment… Just the tiniest effort could have changed everything.
(あともうちょっと踏ん張ってれば、すべてを逆転できたかもしれないのに…)
あの瞬間、すべては危機一髪だった…。ほんのわずかな努力がすべてを変えたかもしれない。
直訳すると「糸にぶら下がっている」となります。
この表現は故事に由来しているようで、王位をうらやむ廷臣が王座に座らされたときに、頭上に毛一本でつるされた剣に気づくというものです。
同じような意味で”hang by a thread”というフレーズもり、こちらの方が多く使われるイメージです。
カーレスが殺された当時、ヌヴィレットが少し協力すれば助けられたかもしれなかった。
カヴィアがそう感じているので、彼を責めています。
ポワソン町に行き、ナヴィアと会話する
![](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/11/Poisson-1024x576.webp)
have in common:共通している
![Navia](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/10/NPC_Navia.jpg)
My father was the one who asked for it to be built like this. Perhaps our taste in exterior design is the only thing we occasionally had in common.
(こんな風になったのは、パパの個人的な趣味なんだけど…まっ、センスだけは、あたしと似てたみたい。)
こんな風に建ててほしいと頼んだのは父だった。おそらく、私たちの外観デザインの趣味だけは、時折共通していたのだろう。
“common”には「共通の」という意味がありますが「have in common」で「共通している」という意味になります。
また、”have … in common”とすることで、「…を共通してもっている」と表現することもできます。
例:”have a friend in common”
「共通の友人をもっている」
父親とは性格が似ていなかったと言っていたナヴィアですが、拠点を船のような外観にして作ったのは趣味が合うようですね。
原神特有の英単語
![](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/06/08ae8ec4d7e2039fcaae217376890678_399610352261474712.png)
今回のストーリークエストの範囲で原神特有の単語を紹介します
※英語表記と日本語表記が対になっていない場合もあります(単純な英訳<->日本語訳ではないことがあります)
英語表記 | 日本語表記 | 補足 |
---|---|---|
Sedene | セドナ | パレ・メルモニアの警備を担っている受付。 |
Palais Mermonia | パレ・メルモニア | フォンテーヌの行政府。 ヌヴィレットがいる執務室もこの中にある。 |
まとめ
魔神任務フォンテーヌ編の「ゆえなく煙る霧雨のように」パート2「雨に流される真相」を解説しました。
私はオープンワールドのアクションゲーム『原神』を英語でプレイして英語学習をしています。
原神はキャラクターがフルボイスのシーンが多く、テキストも大きく表示してくれるので、英語学習におすすめです!
![](https://aspratou-blog.com/wp-content/uploads/2023/06/Genshin_Game-1-160x160.jpg)