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この記事では、フルボイスのストーリークエスト「魔神任務」を英語でプレイしていて気になった・勉強になった英語フレーズを紹介してます。
今回は前回の続きで「ソリストの序幕#3」です。
前回の解説はこちら↓
スクリプトと公式日本語訳はGenshin Impact WikiとHoney Impactを参考にしています。
リネと会話する
bail out:脱出する
Thanks for bailing us out, Lyney.
(助けてくれてありがとう、リネ)
私たちを逃がしてくれてありがとう、リネ。
“bail out”「脱出する」「逃げる」
“bail” は「保釈・保釈金」で、 “bail out” になると「お金を積んで(拘束中の被告人を)保釈する」といった意味があります。
そこから転じて、「脱出する」や「逃げる」といった意味になります。
今回は目的語を”us”として、”bailing us out”としているので、「私たちを脱出させる」=「逃がしてくれる」となります。
フリーナに捕まりそうになったところを、リネの機転により助けてもらったので、旅人がそのお礼を言っています。
come in handy:役に立つ
Don’t mention it. I just happened to remember that there was such a law, so I did a little preparation — just in case. I didn’t think it would actually come in handy.
(大したことじゃないよ。たまたまそんな法律があることを知っててね、君たちのために念のため準備をしておいたのさ。まさか本当に役に立つなんて思ってもみなかったよ。)
いえいえ。たまたまそういう法律があることを思い出したので、念のために少し準備しておいたんだ。まさか実際に役に立つとは思わなかった。
“come in handy”=「役に立つ」
“handy”は、「便利」「役に立つ」という形容詞ですが、”come in handy”は、「役に立つ」という意味の動詞で使えます。
旅人とリネが話していた時に、リネがパイモンと旅人を念のため見えない紐でつないでいたのが役に立ったということですね。
amenable to reason:道理が通じる、理屈が通る
She can be a bit confusing at times, but she is still amenable to reason.
(時々訳が分からなくなるけど、一応は理屈が通じる。)
彼女は少し混乱することもあるが、それでも理性には従順だ。
“amenable to reason”=「道理が通じる」「理屈が通る」
“amenable“は、「素直に従う」「従順な」という意味で、「理屈に素直に従う」=「理屈が通じる」となります。
フリーナのことを話していて、彼女はめちゃくちゃな時もあるけど、理屈が通じることもあるとリネットがフォローしています。
このあとの旅人のセリフでもありますが、本当に理屈が通じるのかはわかりません…。
近くの住民たちにマジックポケットを配る
The way I see it:私の考えでは
Huh? Ah, I don’t want that thing. Way I see it, if the prophecy’s true, it’s still gonna be a long time before the water can cover everything.
(ん?これ…別にいらないよ。たとえ予言が本物だとしても、みんなを飲み込むほどになるのなんか、もっと先でしょ?)
え?そんなものいらないよ。私の考えでは予言が本当なら、水がすべてを覆い尽くすにはまだ時間がかかりそうだ。
“The way I see it”=「私の考えでは」
今回は”The”が省略されていますが、文頭の“The way I see it“は「私の考えでは」という前置きの言葉として使われます。
旅人がマジックポケットを渡そうとすると、ガラテアはいらないと拒否しているシーンです。
彼女は水がフォンテーヌを飲み込むのはまだまだ先のことだと思っているようですね。
as time wears on:時がたつにつれて
But as time wore on, people desired to live on land and developed blood vessels, encapsulating the sea within their bodies. Thus could people set foot on land.
(人々は、陸上で暮らしたいと思った。やがて血管が発達し、海を体内に包み込んで、陸に上がった…ってね。)
しかし時が経つにつれ、人々は陸上での生活を望み、血管を発達させ、海を体内に封じ込めた。こうして人々は陸地に足を踏み入れることができるようになった。
“as time wears on”=「時がたつにつれて」
オージュロー(Augereau)はフォンテーヌが海に飲み込まれるという話ではなく、別のおとぎ話を信じているようです。
その話を説明しているシーンですね。
人はもともと海から生まれた存在であり、もし海に飲み込まれても、それは人間が家に帰るみたいなものと考えているみたいです。
リネと会話する
out and about:あちこち出歩いて
Yes, one last thing. I have the Magic Pockets made by a workshop in the Court of Fontaine. Since we’re out and about, I was thinking about bringing him some more materials.
(あとはもう、最後の一つ。実はマジックポケットは、フォンテーヌ廷にある工房のオーナーが作ってくれてるんだ。せっかく行くわけだから、ついでに材料を持っていこうと思ってね。)
そうだ、最後にもうひとつ。フォンテーヌ宮廷の工房で作ってもらったマジックポケットがあるんだ。せっかく出歩いているんだから、もう少し材料を持っていこうと思ってね。
“out and about”=「あちこち出歩いて」
“be out and about”で「家から出て色々なところに行っている」という状態を表します。
出かける前に旅人がリネから頼まれごとを言われているところです。
マジックポケットの材料となるものを、工房のオーナーに渡すために材料を集めてほしいという依頼です。
a long way off:まだまだ先
*sigh* Fine, though the performance is still a long way off. Now that we’re finished here, we should get ready to head back to the Court of Fontaine.
(はぁ…わかったよ。まだ公演まで時間はたっぷりあるんだけどね…とりあえず、事は全部済ませたから、フォンテーヌ廷に戻らない?)
はぁ…本番はまだ先だけどね。さて、ここも終わったことだし、フォンテーヌ宮廷に戻る準備をしよう。
“a long way off”=「まだまだ先」
“a long way off” は「遠く離れて」という意味で使われるフレーズです。
距離的なことにも使えるのですが、何かが「時間的に遠く離れて=まだまだ先、まだずっと先」を表す場合が多いです。
リネがリネットに素材集めを手伝ってほしいと頼んだら、ショーの講演のために省エネモードと言って断ります。
それに対してリネがまだまだ講演はずっと先なんだけどね…と言っているシーンです。
split up:分かれる
Shh! Keep your voice down… We need to think of a way to catch her, but it seems she’s very alert. Perhaps we should split up.
(シーッ…静かに。彼女を捕まえる方法を考えよう。かなり警戒してるみたいだから、二手に分かれて行動したほうがいい…)
シーッ!声を抑えて… 彼女を捕まえる方法を考えなければならないが、彼女は非常に警戒しているようだ。二手に分かれよう。
“split up”=「分かれる」
どちらかというと、(夫婦やカップルが)「別れる」という意味の方が有名かもしれません。
「分裂する、裂ける」ことを意味するので、どちらの意味でも使えますね。
ちなみに、(夫婦やカップルが)「別れる」という意味で“break up“もあります。
リネが泥棒を見つけ、彼女を捕えるために、旅人と二手に分かれようと言っているシーンです。
先回りして泥棒を止める
lure away:誘い出す
Ah, you’re right. She might also be trying to lure us away.
(うぅ、そうだな。もしかしたら、オイラたちを誘い出そうとしてるだけってこともあるし…)
ああ、その通りだ。彼女も私たちをおびき出そうとしているのかもしれない。
“lure away”=「誘い出す」
“lure”は「(人を)誘惑する」という意味で、魚釣りのルアーとして知っている人も多いのではないでしょうか。
魚釣りのルアーも疑似餌として魚を誘い出すものなので、イメージしやすいかもしれません。
このシーンは女の人がスリをしているのを目撃し、追っているところです。
リネと二手に分かれて追っていたところ彼女を目撃したのですが、深追いしないことにします。
旅人がいるところの道を行きたいために、誘い出されているかもしれないとパイモンが説明しています。
リネと会話する
twisted ankle:捻挫
I’ll be alright. It’s just a twisted ankle, that’s all. In fact, it’s feeling better already.
(大したことじゃない、ちょっと挫いただけさ。もう大丈夫。)
大丈夫だよ。足首をひねっただけだから。実際、もう良くなっている。
“twisted ankle”=「捻挫」
足首”ankle”を「ねじる・ひねる」という意味の動詞”twist”で修飾して、「捻挫」という意味になります。
スリをした女の人を追いかけている途中、リネは足を捻挫してしまったみたいです。
paid off:報われる
What a slippery little thief… Guess things turned out alright in the end though. Lyney’s initiative paid off!
(そんなに凄かったのか…まあでも、結果は悪くなかったんじゃないか?リネの親切が無駄にならなくてよかったぜ。)
なんてぬるぬるした泥棒なんだ…。しかし、最終的にはうまくいったようだ。リネの機転が報われた!
“paid off”=「報われる」
一生懸命頑張ったことの成果が出ることや、努力が報われることを意味します。
そしてもう一つの用法が、クレジットカードやローンなどの借金を「返済する」という意味もあります。
泥棒の彼女は捕まえられませんでしたが、盗まれたものは取り返せたので、努力が報われたというパイモンのセリフです。
put it behind us:そのことは忘れる
Alright, let’s put this little detour behind us. We should go to the Court of Fontaine now.
(ははっ。さて、ハプニングもこれでおしまい。さっさとフォンテーヌ廷に行こうか。)
さて、この小さな寄り道は忘れよう。今すぐフォンテーヌ宮廷に行こう。
“put it behind us”=「そのことは忘れる」
“put … behind us”で、「私たちの背後にそれを置く」つまり、「過去のものとしよう」という意味です。
いろいろ周り道したけど、それは忘れて次に行こう!とリネが切り替えています。
原神特有の英単語
今回のストーリークエストの範囲で原神特有の単語を紹介します
※英語表記と日本語表記が対になっていない場合もあります(単純な英訳<->日本語訳ではないことがあります)
英語表記 | 日本語表記 | 補足 |
---|---|---|
Magic Pockets | マジックポケット | クエストアイテム。 マジックショーで大活躍するだけでなく、フォンテーヌの人々が「予言の危機」に対処するのに役立つ強力な収納機能も備えたリネ流マジックアイテム。 |
Romaritime Flowers | ロマリタイムフラワー | フォンテーヌの特産品。 |
Galathee | ガラテア | ロマリタイムハーバーにいるフォンテーヌのNPC |
Augereau | オージュロー | ロマリタイムハーバーにいるフォンテーヌのNPC |
Lectoure | レクトゥール | ロマリタイムハーバーにいるフォンテーヌのNPC |
まとめ
今回は魔神任務の第四章・第一幕「白露と黒潮の序詩」のパート1クエスト「ソリストの序幕」の続きを解説しました。
私はオープンワールドのアクションゲーム『原神』を英語でプレイして英語学習をしています。
原神はキャラクターがフルボイスのシーンが多く、テキストも大きく表示してくれるので、英語学習におすすめです。
『原神』で英語を勉強しよう!|ゲーム×英語学習のすすめ
みなさまもゲームで英語学習をしてみてはいかがでしょうか。