【原神×英語学習】フォンテーヌ編の魔神任務解説|ソリストの序幕#2

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注意

ストーリーのネタバレを含むので、まだプレイしていない人は先にプレイすることをおすすめします。


この記事では、フルボイスのストーリークエスト「魔神任務」を英語でプレイしていて気になった・勉強になった英語フレーズを紹介してます。

今回は前回の続きで「ソリストの序幕#2」です。


前回の解説はこちら↓

【原神×英語学習】フォンテーヌ編の魔神任務解説|ソリストの序幕#1


スクリプトと公式日本語訳はGenshin Impact WikiHoney Impactを参考にしています。

水辺の少女と会話する

poke fun at~:~をからかう

Paimon
Paimon

Hey! Why didn’t Paimon get a handshake? You’re not poking fun at Paimon, are you!?
 (おいっ!なんでオイラとは握手じゃないんだよ!リネは一体なにがしたいんだ?)

直訳

おい!なんでパイモンは握手してもらえなかったんだ?まさかパイモンをからかってるんじゃないよね!?

“poke fun at~” =「~をからかう」

悪意があるようなニュアンスで、おちょくったり、馬鹿にしたりするような場合に使います。

同じようなニュアンスで“make fun of”という表現もあります。

ちなみに、特に悪意がなく、傷つけるつもりのない軽いおふざけ程度の場合は”tease“を使います。

リネが旅人に挨拶したときは握手をしたのに、パイモンには握手をしませんでした。

なので、パイモンがおちょくられているんじゃないかと怒っているシーンです。

リネについて行く

in lieu:代わりに

Furina
Furina

My dear people, rich and poor, those with cup in hand and those with nothing at all, raise your glasses in celebration! If you don’t have one, then just raise your hand in lieu.
(富める者も貧しき者も、グラスを持つ者も持たざる者も、杯を掲げよう!グラスがない者は代わりに腕を。)

直訳

親愛なる皆さん、富める者も貧しい者も、杯を手にする者も何も持たない者も、祝杯を挙げてください!もし持っていないなら、代わりに手を挙げてください。

in lieu“=「代わりに」

“in lieu of~”として、「~の代わりに」と表現することができ、“in stead of~”と同じ使い方です。

水神であるフリーナに会いに行こうと思ったら、フリーナから旅人に会いに来てくれたみたいですね。

ここでは旅人に対して歓迎の言葉と並べています。



make a toast:乾杯する

Furina
Furina

As you can all see, two unfamiliar travelers have arrived in our nation. Come, let us make a toast in honor of this Traveler and his(her) companion who have journeyed here from distant lands!
(諸君らの見ての通り、見知らぬ旅人が我らの国を訪れた。さあ、彼ら(彼女ら)に祝福を!遠路はるばるやって来た旅人とその仲間のために、祝杯をあげようじゃないか!)

直訳

ご覧の通り、見慣れない2人の旅人が我が国に到着した。さあ、遠い国から旅をしてきたこの旅人とその仲間に敬意を表して乾杯しよう

“make a toast”=「乾杯する

昔、味が悪かったワインの風味を増すため、祝杯に焼いた(焦げた)パンを1欠片入れたことに由来します。

ちなみに、“toast“は不可算名詞なので、“make toast”で「トーストを作る」となります。

先のセリフの続きで、この段階ではまだ歓迎モードのセリフですね。

rest assured:安心してください

Furina
Furina

Fear is for insignificant cowards. I am a god, and I will never entertain the notion of such meaningless wariness. You can be rest assured, I see clearly your sincerity.
(恐れなど、小物が抱く感情だ。僕は神として、そんな無意味なことを信条にして警戒したりはしない。キミの敬虔さはよく知っているから、安心するといい。

直訳

恐怖は取るに足らない臆病者のものだ。私は神であり、そのような無意味な警戒心を抱くことは決してない。あなたの誠意はよくわかったから、安心してください

“rest assured“「安心してください」

“rest”は「そのままでいる」という意味があり、”assure“は「~を保証する」という意味があります。

“rest assured”とすると「~を保証された状態でいる=安心する」となります。

噂では、旅人が国を荒らしてきたと聞いているみたいですが、フリーナはそれでも警戒しませんと友好的ですね。

over the top:やりすぎ

Paimon
Paimon

But the Hydro Archon’s entrance was, uh… How should Paimon describe it…? A little over the top?
(それにこの水神、「前置き」もちょっと…なんだか「大げさ」っていうか…)

直訳

しかし、水神の前置きは…パイモンはどう表現したらいいのだろう…?ちょっと大げさ

over the top“=「やりすぎ」

本来は「思い切って」や「限界を超えて」という意味ですが、スラング英語では「やりすぎ」「度が過ぎる」という意味で使われます。

水神が旅人たちへ、あまりに大げさなウェルカムスピーチをするので、パイモンが不信感を抱いています。


high and mighty:偉そう

Whoa, talk about sounding high and mighty…
(うわぁ、めちゃくちゃ偉そうだぞ…)

直訳

おっと、偉そうなことを…。

“high and mighty“=「偉そう」

「高い」という意味の”high”と「強い」という意味の”mighty”が合わさってこのような意味になっています。

高くて強い人は偉そうに見えるというのは英語圏でも同じようですね。

フリーナが、神である自分と対話できる資格があるのか?と旅人に尋ねたり、簡単に情報情報を得られるなどと言っていたので、パイモンがそう感じるのも無理はないですね。

get over yourself:うぬぼれないで

Traveler
Traveler

Feels like she can’t get over herself
(自分の神の地位をすごく強調してくる…)

直訳

うぬぼれてるような気がする…

“get over yourself“=「いい子ぶらないで」「うぬぼれないで」「すまし顔はやめて」

直訳すると、「自分自身を乗り越えろ」です。

「取り繕った態度を乗り越えろ」→「うぬぼれるな」というような感じでしょうか。

フリーナが自分の神の地位を全面に押し出して自分がすごいということを強調しているので、旅人もそう感じています。

How did I not notice:なんで気付かなかったんだろう

Rena
Rena

Wait, does this mean they’re the “Legendary Blonde(Blond) Traveler”!? How did I not notice before?
(あっ、二人はもしかして、あの有名な「異郷より訪れる金髪の旅人」だったの?さっきは気付かなかったわ。)

直訳

待って、これって「伝説の金髪(ブロンド)の旅人」ってこと!?なんで今まで気づかなかったんだろう?

How did I not notice”=「なんで私は気づかなかったんだろう」

直訳すると、「どうやって私は気づかなかったのか?」となり、日本語っぽくすると「なんで気づかなかったんだろう」となります。

Renaは港に着いたばかりの時に旅人と話しましたが、その時にはあの有名な旅人ということを気づけなかったので、こういうセリフになっています。


alike:~と同様に

Furina
Furina

Ahaha! Yes, but don’t get too excited now… My dear believers and spectators alike tend to get quite rowdy, and despite the noise, I’ve come to tolerate all their ruckus.
( フハハハッ!いかにも——しかしそう焦らないでくれ。まったく、僕を信奉する民は、いつも観衆と一緒になって高らかに叫びたがる。少々耳につくが…僕はそれすらも寛容に受け止めよう。)

直訳

アハハ!でも、あまり興奮しないでね。私の親愛なる信者と観客は似ていてかなり騒ぐ傾向があり、騒音にもかかわらず、私は彼らの騒動をすべて許容するようになった。

“alike”=「~と同様に」

前置詞で使うときのlikeと同じ意味ですが、alikeは名詞の前には使えません。

また、主語が必ず複数になり、「〇〇と〇〇は似ている」と使うことが多いです。

例:He and his sister are alike.
彼と妹は似ている。

ここでは、フリーナの信者(believers)と観客(spectators)は似ていると言っています。



get ahead of oneself:先走りする

Paimon
Paimon

Huh!? Now she wants to fight? Aren’t we getting a little ahead of ourselves?
(えっと…いきなりやり合うのか?なんか展開が早すぎるような…)

直訳

はぁ!?戦いたがっている?ちょっと先走りすぎじゃない?

“get ahead of oneself”=「先走りする」

 直訳すると「その人より先んずる」、転じて「気持ちが先走る、気が早い」となります。

フリーナが民衆にはやし立てられ、「旅人と決闘をするつもりだ」と言ったので、パイモンが先走っていると言っているシーンです。


Bring it on:かかってこい

Traveler
Traveler

…Bring it on.
(…やってみよう)

直訳

…かかってこい。

“Bring it on”=「かかってこい

直訳は「それを持って来い」ですが、この it は相手の実力を指しています。

”それ程自信があるなら、その実力とやらを見せてみろ”というニュアンスですね。

フリーナが「旅人と決闘をするつもりだ」と言ったので、受けて立とうとしているシーンです。


in the name of:~の名において

Furina
Furina

Precisely. Now, if you two have no objections, then in the name of the Hydro Archon, I order your arrest.
(そうだとも。異論がないなら、水神の名においてキミたちを逮捕しよう。)

直訳

その通り。では、あなた方2人に異議がなければ、水神の名において、あなた方の逮捕を命じます。

“in the name of”=「~の名において」

何かの行動の「原因・理由」を表している言葉で、ドラマティックな響きがあり、大げさに聞こえる言い回しです。

ここまでのやりとりからフリーナが大げさで偉そうな雰囲気でしゃべるので、もはや違和感がないです。



rain on your parade:~の名において

Lyney
Lyney

Hehe, as a magician who just rained on your parade, I naturally should shoulder the responsibility of “saving the show”…
(ふふっ、「魔術師」ともあろう者が、場をかき乱してしまいましたね。そのフォローをする責任は当然ながら僕にある…)

直訳

へへ、水を差したマジシャンとして、私は当然、「ショーを救う」という責任を負うべきなのだが……。

“rain on your parade”=「~の名において」

直訳は「人のパレードに雨を降らす」ですが、”rain on your parade”は「喜びに水を差す」という意味です。

比喩表現の一種なので、「パレードに雨が降っている様子」をそのまま「楽しいことが台無しになる」といった意味になります。

フリーナが旅人を捕まえようとしているところ、リネが割って入って助け舟を出しました。

リネはマジシャンとして、場をしらけさせたくないようですね。


hold water:理にかなう

Furina
Furina

Huh, I’m not sure what to think. It seems Lady Furina’s charges no longer hold water
(…うーん、なんつったらいいか。それじゃ、フリーナ様のお考えが…)

直訳

はぁ、どう考えればわからない。レディ・フリーナの告発はもはや理にかなわないようだ…。

“hold water”「理にかなう」

「その物事に漏れがなく完璧である」といったニュアンスで、「理にかなう」や「筋道が立つ」という意味になります。

フリーナはパイモンを飛行物体とみなして、フォンテーヌの法律に反しているということで旅人を捕まえようとしています。

ですが、リネが旅人とパイモンを紐づけていたおかげで、その理屈は通らなくなったというわけですね。



Toodle-oo:さようなら

Furina
Furina

I look forward to seeing your upcoming performance at the opera house, Mister Lyney and Miss Lynette. That’s enough for now. Toodle-oo~
(それでは、リネ君にリネット君、キミたちの次のパフォーマンスを楽しみにしているよ。皆の衆も、また会う日まで。)

直訳

オペラハウスでの公演を楽しみにしているよ。では、このへんで。さようなら~

“Toodle-oo“=「さようなら

古い表現で、フランス語が起源とされています。

さようならの表現をひとつとっても鼻につきますね。笑

原神特有の英単語

今回のストーリークエストの範囲で原神特有の単語を紹介します

※英語表記と日本語表記が対になっていない場合もあります(単純な英訳<->日本語訳ではないことがあります)

英語表記日本語表記補足
Lynetteリネットプレイ可能な風元素のキャラクター。
兄であるリネのマジシャンとしての助手として働いている。
Lyneyリネフォンテーヌのマジシャンであり、リネットと双子の兄弟。
Focalorsフォカロルス正義の神であり、フォンテーヌを統括する現在の水神。
現在はフリーナとして自分の器に住んでいる。

まとめ

今回は魔神任務の第四章・第一幕「白露と黒潮の序詩」のパート1クエスト「ソリストの序幕」の続きを解説しました。


私はオープンワールドのアクションゲーム『原神』を英語でプレイして英語学習をしています

原神はキャラクターがフルボイスのシーンが多く、テキストも大きく表示してくれるので、英語学習におすすめです。

『原神』で英語を勉強しよう!|ゲーム×英語学習のすすめ


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