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この記事では、フルボイスのストーリークエスト「魔神任務」を英語でプレイしていて気になった・勉強になった英語フレーズを紹介してます。
今回は序章・第一幕「風を捕まえる異邦人」のパート9のガイアのクエスト「騎士の現場教習」です。
前回のパートはこちら↓
スクリプトと公式日本語訳はGenshin Impact Wikiを参考にしています。
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神殿に入る前の会話
nothing more than:~にすぎない、~でしかない
Kaeya: Oh yes, it is going to be lively in there indeed!
Will it be dangerous?
Kaeya: As bustling as it may be — no, I can’t imagine it will be dangerous at all.
No doubt nothing more than a disorderly mob of creatures.
Kaeya: Oh, ho-ho! You’re quite the brave one, aren’t you!
ガイア: ははっ、中はきっと賑やかなことになってるだろうな。
危ないのか?
ガイア: ああ…賑やかだが、危なくはない。
雑魚ばかりだ。
ガイア: ほぅ!気合の入った発言だな。
カイヤ: そうだな。確かにここは賑やかになりそうだ!
危険なの?
カイヤ: 賑やかかもしれないけど ー いや、危険になるとは全く思わない
間違いなく無秩序な生物の群れにすぎないだろう
カイヤ: ほほー!あなたはとっても勇敢だな?
“nothing more than”=「~にすぎない」「~でしかない」
例:She is nothing more than a teacher.
彼女は先生にすぎない。
ガイアが「神殿の中は賑やかになっているだろうな!」と言ったあと、選択できる主人公のセリフの1つです。
“a disorderly mob of creatures”は、直訳すると「無秩序な生物たちの群れ」となります。
「神殿の中で騒いでいるのは秩序が無い生物の群れにすぎないだろう」⇒「雑魚ばかりだ」となっているわけですね。
(それにしても日本語訳はかなり意訳されている気がしますが…。)
神殿に入って探索する
How exactly~:具体的にはどう~?
Kaeya: Traveler… Unless I’m mistaken, you don’t seem to have a Vision.
Kaeya: So how exactly is it that you’re able to channel elemental energy?
Paimon: It was a very strange occurrence.
ガイア: 旅人、お前は「神の目」を持っていない、そうだろ?
ガイア: どうやって元素の力を使ってる?
パイモン: 不思議な現象だよな。
カイヤ: 旅人…もし間違ってなければ、あなたはビジョンをもっていないようだね。
カイヤ: 元素エネルギーを具体的にはどうやって流しているの?
パイモン: とても不思議な現象だった 。
“How exactly~”=「具体的に(正確には)どう~なの?」
“exactly”がなくても「どうやって~するの?」という文は完結しますが、「具体的にどうやって」と強調するときに使います。
例:How exactly do I do that?
具体的にどうやってそれをやるの?
Howだけではなく、他の疑問詞も使えます。
例:What exactly should I do?
具体的に何をすればいいの?
この世界では、元素の力を使うには神の目が必要です。
ただ、異世界から来た旅人(主人公)は神の目がなくても元素の力を使えているんですね。
これがガイアには不思議なことで、パイモンや主人公自身でさえも分かっていません。
put out:消す
Paimon: Water! We can use this to put out fire!
Kaeya: Good idea. That’s some keen observation.
Kaeya: We should get Jean to give you a title and make you a knight.
パイモン: 水元素だ! これで火は消せるよな?
ガイア: そうだ、鋭いな。
ガイア: ジンから称号をもらって、騎士にならないか。
パイモン: 水だ!火を消すのに使える!
カイヤ: いいアイデアだね。鋭い観察力だ。
カイヤ: ジンからあなたに称号を与え、騎士にしてあげるべきだ。
“put out”=「~を消す」
“put out”はいろんな意味があるイディオムで、
- ~を外に出す
- ~をリリースする
- ~を怒らせる
など、使うシーンによって様々です。
今回は”fire”があるので、「火を消す」と訳します。
基本的には「~を外に出す」というイメージなので、「燃えている火を外へ置いておく」とイメージしましょう。
It’s not worth ~ing:~するほどのことでもない
Kaeya: The battles you just fought were sights to behold.
Thanks, that’s nice of you to say…
Not worth complimenting really…
ガイア: 神殿での戦いは勉強になったぜ。
こちらこそ。
褒めすぎて恥ずかしい…
カイヤ: あなたがさっき戦ったバトルは見ごたえがあったね。
ありがとう。そう言ってもらえると嬉しい…
褒めるほどでもないと思うけど…
“It’s not worth ~ing”=「~するほどのことでもない」(会話では”It is”が省略されています)
直訳では、「~する価値はない」という意味になり、日本語に訳すと「~してもしょうがない」というような訳され方をします。
例:It’s not worth mentioning
言うほどのことではない
また、今回のように褒められた時に自分で言うことで、謙遜する用途でも使えます。
ガイアから褒められて返したセリフで、”Not worth complimenting”「褒めてもしょうがない」⇒「褒めるほどでもないよ」という訳になります。
well into the future:これからの未来ずっと
Kaeya: Haha, I see you already have the knightly virtue of modesty.
Kaeya: Stories of your heroic deeds to save Mondstadt from destruction shall be known throughout the City of Freedom, well into the future.
ガイア: はははっ、騎士の「謙虚さ」も兼ね備えてるとはな!
ガイア: お前がモンドを救う雄姿、きっと自由の都の新たな伝説になる。
カイヤ: はは、あなたは既に騎士的な謙遜の徳があるみたいだね
カイヤ: 崩壊からモンドを守ったあなたの英雄的な行動の話はこれからの未来ずっと自由の街に知れ渡るだろう
“well into the future”=「これからの未来ずっと」
意味は”in the future”と同じですが、ニュアンスとしては“well into the future”のほうがより長期的な未来を強調します。
“well”の代わりに”far”を用いて、”far into the future”も同じような意味になります。
単なる「将来」ではなく、「今後ずっと語られるだろう」というぐらい、モンドを救ってくれたことにガイアが感謝しているということですね。
if that’s your thing:あなたが良ければ
Kaeya: Please do visit me at our headquarters when you have the time.
Kaeya: I also know a lovely tavern, if that’s more your thing.
ガイア: 俺は騎士団本部にいるから、暇な時いつでも来てくれ。
ガイア: そうだ…いい酒場を知ってるから、そこでもいいぞ?
カイヤ: 時間のあるときに我々の拠点で私を訪ねてきてください。
カイヤ: 素敵な居酒屋も知っているので、よかったらそれを使って。
“if that’s your thing”=「あなたが良ければ」
“thing” は「もの、事物」という意味のほかに、「好きなもの」という意味でも使われます。
例:It’s not my thing.
私の好みじゃありません。
ここでの”thing”も「好きなもの」となるので、
“if that’s your thing”=「もしそれがあなたの好みならば」⇒「あなたが良ければ」
という訳され方になります。
旅人とガイアが別れた後
Agree to disagree:反対意見を認める、同意しかねる
(A red-headed man defeats the Abyss Mage)
???: Knights of Favonius… Always so inefficient.
Kaeya: Agree to disagree. But, your involvement in this just made things a whole lot more interesting.
(赤髪の男はアビスの魔術師を倒す)
???: 騎士団は、仕事の効率が悪すぎる。
ガイア: 問題ない。お陰でお前も巻き込めたんだ、こっちからもっと面白くなる。
(赤い頭の男がアビスメイジを倒す)
???: 西風の騎士団は…いつも役に立たない。
カイヤ: 同意しかねる。でもあなたの参加で事がずっとおもしろくなる。
“Agree to disagree”=「反対意見を認める」
“Agree to disagree”は直訳すると「反対意見に対して同意する」という意味で、意見が食い違ったときにポジティブにまとめる言い回しです
つまり、「自分と意見が違うということを受け入れる」というニュアンスで、「考えの違いを認める」ということですね。
ここのシーンでは赤髪(ディルック)が「西風の騎士団は役に立たない」と言うのに対して、ガイアが”Agree to disagree”と返しています。
一見、「そういう意見があることも認めよう」という大人な返しな気もします。
しかし、裏を返せばガイアはそうは思っていない(西風騎士団が役に立たないとは思っていない)という皮肉にも聞こえますね。
原神の英単語
今回のストーリークエストの範囲で原神特有の単語を紹介します
※英語表記と日本語表記が対になっていない場合もあります(単純な英訳<->日本語訳ではないことがあります)
英語表記 | 日本語表記 | 補足 |
---|---|---|
Pyro Slimes | 炎スライム | 炎元素のスライム Pyro:「炎」元素を意味し、ギリシャ語の「火の」という意味が由来 |
Hydro Abyss Mage | アビスの魔術師・水 | 水元素を使用して戦うアビスの魔物 Hydro:「水」元素を意味し、ギリシャ語の「水の」という意味が由来 |
まとめ
今回は魔神任務の“序章・第一幕「風を捕まえる異邦人」のパート9:ガイアのクエスト「騎士の現場教習」“のフレーズを解説しました。
私はオープンワールドのアクションゲーム『原神』を英語でプレイして英語学習をしています。
原神はキャラクターがフルボイスのシーンが多かったり、テキストも大きく表示してくれるので、英語学習にすごくおすすめです。
『原神』で英語を勉強しよう!|ゲーム×英語学習のすすめ
みなさまもゲームで英語学習をしてみてはいかがでしょうか。