この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
英語学習は自分が好きなこと・興味があることじゃないとなかなか続けられませんよね。
私は好きなことが「ゲーム」なので、ゲームを英語学習として活用しています。
英語学習を目的としたゲームはたくさんありますが、それらはあくまで「英語学習のためのゲーム」なので、ゲームとしては物足りないことがよくあります。
そこで、私は「そもそも面白いゲームを言語を英語にしてプレイする」ことを実践しています。
今回は、最近始めた『ポケモンスリープ』を英語でプレイした感想を紹介します。
Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)は、株式会社ポケモンが開発するスマートフォン向け睡眠ゲームアプリです。
iOSとAndroidでプレイでき、基本プレイは無料です。
「朝起きることが楽しみになる」をコンセプトとしており、睡眠不足の日本人にピッタリなアプリです。
私が実際にプレイして、“『ポケモンスリープ』は英語学習に効果があるのか“という観点から解説します。
もし、「英語学習のためのゲーム」をお探しの場合はこちらの記事がおすすめです。
- ポケモンスリープの特徴
- 英語で実際にプレイした感想
- おすすめな人と注意点
ポケモンスリープの特徴
睡眠計とゲーム要素を融合したアプリ
睡眠時間・睡眠の質・睡眠習慣によってポケモンを見つけられる
日中はほとんどプレイしなくてOK
睡眠計とゲーム要素を融合したアプリ
『ポケモンスリープ』は楽しみながら良い睡眠習慣を身につけられるゲームです。
以前、『ポケモンGO』という「歩数計」と「ゲーム」が融合したアプリが流行ったのを知っている方も多いのではないでしょうか。
『ポケモンスリープ』はその睡眠版ですね!
かつて(今も?)『ポケモンGO』が流行っていた時期はたくさんの人が街中に繰り出して、走り回っていました。
その結果、みるみる健康に痩せたという知り合いもたくさんいます。
『ポケモンスリープ』も同様に、遊びながら健康な習慣を身に着けようというコンセプトです。
睡眠時間・睡眠の質・睡眠習慣によってポケモンを見つけられる
『ポケモンスリープ』の遊び方は寝るときにアプリを起動し、枕元に置くだけです。
そうすることで、寝返りやいびきなどを振動や音により記録します。
朝起きるとフィールド上にさまざまなポケモンが現れたり、睡眠時間や質によってポケモンが育つ仕組みです。
新しいポケモンを見つけるために、良い睡眠習慣を身に着けようとするので、健康にも良いです。
日中はほとんどプレイしなくてOK
『ポケモンスリープ』はカビゴンを中心に展開され、カビゴンを育てながらポケモンの睡眠生態の研究を進めていくというものです。
育て方のメインは睡眠をとることで、睡眠後に目を覚ますと、睡眠レポートが「ねむけパワー」に変換され、カビゴンが育ちます。
他にも、朝ごはんや昼ごはんなどをあげたり、フィールドにいるポケモンをタップすることで木の実をあげたりすることができます。
ただ、他のソーシャルゲームのように何時間も連続でプレイできるものではなく、日中はやっても数分なので自分の時間を使わなくて済みます。
プレイ時間が多いからといって、たくさんのポケモンが見つけられるわけではないところがまた魅力です。
英語で実際にプレイした感想
〇 楽しく英語に触れることができる
学習したい言語の環境に身を置くことで、自然とその言語を身につける方法として「イマージン学習」というものがあります。
家族との会話や、仕事でいきなり英語にすると支障が出そうですが、趣味や好きなことであれば楽しみながら続けられます。
すべてを理解する必要はなく、なんとなく目につくという時間を増やすことで、いつのまにか単語を覚えています。
〇 自然な英語を覚えられる
例えばこれはメニュー画面ですが、「Sleep Trends」というものがあります。
なんとなく「睡眠の傾向かな?」と意味は予想できると思いますが、これを日本語表記にすると「睡眠の分析」となっています。
日本語から直訳すると「Sleep Analysis」となってしまいますが、英語の感覚では「Sleep Trends」が適切なのがわかります。
「Sleep Analysis」だとちょっと固すぎるので「Sleep Trends」となっているのかもしれません。
こういった、自然な英語を学ぶ上でも英語でプレイするのはおすすめです。
〇 ポケモンの英語名から学べる
英語のポケモン名は和名と大きく異なる名前が付けられています。
例えば、こんな感じ。
- カビゴン:Snorlax
- ゼニガメ:Squirtle
- プリン:Jigglypuff
Pikachu(ピカチュウ)のようにそのままのポケモンもいます。
意味を調べてみると、2つの単語を組み合わせた名前であることが分かります。
- カビゴン: Snorlax = snore(いびき)+ lax(だらしのない)
- ゼニガメ: Squirtle = squire(騎士の従者)+ turtle(ウミガメ)
- プリン:Jigglypuff = jiggle(左右に急速に動かす、揺すぶる)+ puff(丸くふくれる)
こうやって学ぶことで、どこかで”puff“という単語に出会ったときに、プリンの丸いイメージが思い浮かぶようになります。
こうやって英単語をイメージで覚えると、覚えるのがとても早く、定着しやすくなります。
▲ 鍛えられるのはリーディングのみ
ポケモンスリープは文章の読み上げはありません。(音声があるのはポケモンの鳴き声ぐらい)
ですので、学べるスキルとしては基本的にリーディングのみです。
しかもポケモン名は2つの単語を組み合わせたものが多いので、実際にはない単語です。
ポケモンの名前はちゃんと意味を調べるようにしましょう。
文章は音読を取り入れるとより英語学習に効果が出ると思います。
言語を英語に設定変更する方法
「メニュー」>「サブメニュー」をタップ
「言語」>「English」をタップ
言語を変更するとゲームが再起動されます。
『ポケモンスリープ』がおすすめな人
『ポケモンスリープ』を「英語学習」という観点でおすすめの人を紹介します。
ポケモンが好きな人
英語に触れる時間を増やしたい人
これから英語を始める人・英語が苦手な人
ポケモンが好きな人
『ポケモンスリープ』は”睡眠習慣でポケモンを見つける”というのが最大の特徴です。
ですので、ポケモンが好きで集めるのが好きな人は楽しく遊んで学べるので、特におすすめです。
初代のポケモンが多いので、「最近のポケモンは全然わからない…」という人にもおすすめです。
英語に触れる時間を増やしたい人
資格勉強やオンライン英会話をやっていると時々休みたくなりますよね。
それでも、「少しでも英語に触れる機会を増やしたい!」という人にはおすすめです。
英会話力を伸ばす上で必要なのは、継続的に英語に触れて実際に使う機会を増やすことです。
英語を学習している感覚にならないので、無意識的に英語に触れあえます。
『ポケモンスリープ』を英語学習に活用する際の注意点
体系的な英語は学べない
『ポケモンスリープ』は英語学習者のために作られたゲームではありません。
そのため、文法や基本表現を一から学びたいという人には向いていません。
あくまで自分の趣味の時間を利用して「少しでも英語に触れる時間を増やすため」としてプレイしましょう。
ポケモンでしか使わない単語がある
英語でのポケモン名は2つの単語を組み合わせたものが多いので、実際にはない単語です。
ですので、ちゃんと語源を調べてどういう意味の組み合わせなのか理解するようにしましょう。
アイテムや素材の名前なんかも同様です。
まとめ:ポケモンスリープは「英語学習」というよりは「英語に触れる時間を増やす」ゲーム!
『ポケモンスリープ』は英語学習用ゲームではないので、あくまで「英語に触れる時間を増やす」目的で英語でプレイしましょう。
特に、あんまり「ゲームに時間をかけたくないという人」や、「ポケモンが好き」という方におすすめです。
また、机に向かって勉強するのが苦手な人や、ゲーム好きな人もハマると思います。
基本無料でプレイできるので、気になる方はApple StoreやGoogle Playからダウンロードしてみてください。