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この記事では、フルボイスのストーリークエスト「魔神任務」を英語でプレイしていて気になった・勉強になった英語フレーズを紹介してます。
今回は序章・第一幕「風を捕まえる異邦人」のパート9のアンバーのクエスト「昔日の風」が対象です。
前回のパートはこちら↓
スクリプトと公式日本語訳はGenshin Impact Wikiを参考にしています。
目次 非表示
昔日の風(アンバー)
Amber: The wind here… Something’s off…
アンバー: ここの「風」、少し変わってる…
(直訳:ここの風… なんかおかしい… )
“Something’s off”=「なんかおかしい」「変な感じがする」
Something’s は”Something is”の省略形で、”Something is off about “で「~が何かおかしい」と言うこともできます。
また、”There’s something off about ~”という形でもよく出てきて、これも同じ「~が何かおかしい」という意味です。
Amber: Every second we waste is a mark against the name of Favonius. Let’s get in that temple, stat!
アンバー: 一秒たりとも待たせたくない!早く神殿に行こう?
(直訳:1秒でも無駄にすれば騎士団の名に反する。お寺の中に入ろう、早く!)
“stat”は、「ただちに」「すぐに」という意味です。(=immediately)
通常”stat”というと、”statistics”の略で、「統計」「統計学」などを意味しますが、ここでの”stat”はラテン語の「すぐに」というのが語源みたいです。
ちなみに、”Every second we waste is a mark against”というのは、「私たちが無駄にしている毎秒は~に反する」=「毎秒の無駄は~に反する」という訳になります。
Amber: The fighting must have got them riled up.
アンバー: きっと、さっきの戦闘のせいで気づけれたんだ。
(直訳:戦闘で怒らせたに違いない。)
“rile up”=「怒らせる」「興奮させる」
“rile up”は誰かを「イラつかせる」、「怒らせる」というネガティブな意味と、「興奮させる」「わくわくさせる」のようなポジティブな意味もあります。
今回はヒリチャール達を刺激して怒らせたという意味で使われていますね。
Amber: Great, let’s smash it!
アンバー: よしっ、壊そう!
(直訳:いいね、壊してみよう!)
“smash”は「壊す」「強打する」という動詞です。
ここでの使われ方は普通の動詞なのですが、ここで紹介したかったのは“smash it”というスラングで、「うまくいく」という意味があります。
例:I smashed it!
(うまくいった!)
Did you come up with it?
アンバーが考えた?
(直訳:あなたがそれを思いついたの? )
“come up with”=「思いつく」
“come up with”はアイデアや計画などを「思いつく、考え出す」の意味で使われます。
例:I can’t come up with. (私は思いつきません)
ちなみに、”come up”は「上達する」という意味があり、「だれかと上達する」と言いたいときは”come up with”と見えてしまいますが、意味は異なります。
例:I came up with my friend.(私は友達と上達した)
Amber: Speaking of which, The Four Winds we were discussing earlier…
アンバー: そうだ、前に話した「四風守護」の話だけど――
(直訳:そういえば、私たちがさっき話してた四風守護は… )
“speaking of which”=「それでいうと」「そういえば」「ちなみに」
ここでの”which”は「その会話の前に出てきた内容」を指します。
ですので、「(その内容について)のことを話すと」=「そういえば」となります。
Amber: I mean… A librarian is supposed to be more knowledgeable than an Outrider, right?
アンバー: 図書館司書の知識が…偵察騎士を上回っているのは当たり前のことでしょ?
(直訳:私が言いたいのは…司書は先導者より知識があるはずってことだからね? )
“be supposed to”=「~することになっている」 「~するはずである」
“be supposed to”は様々な使い方がありますが、ここでは一般的な情報に基づく「~のはず」という意味です。
司書であれば歴史に詳しいのは当たり前だよね?ということをアンバーは言っていますね。
原神の英単語
今回のストーリークエストの範囲で原神特有の単語を紹介します
※英語表記と日本語表記が対になっていない場合もあります(単純な英訳<->日本語訳ではない)
英語表記 | 日本語表記 | 補足 |
---|---|---|
Temple of the Falcon | 西風の鷹の神殿 | 秘境の入り口。報酬が1回限りの秘境。 |
Explosive Puppet | 爆弾人形 | アンバーの元素スキル |
Anemoculus | 失われた風神の瞳 | 略称:風神の瞳 モンドに散在している冒険アイテムで、モンドにある七天神像にも捧げることができる |
まとめ
今回は魔神任務の“序章・第一幕「風を捕まえる異邦人」のパート9:アンバーのクエスト「昔日の風」“のフレーズを解説しました。
私はオープンワールドのアクションゲーム『原神』を英語でプレイして英語学習をしています。
原神はキャラクターがフルボイスのシーンが多かったり、テキストも大きく表示してくれるので、英語学習にすごくおすすめです。
『原神』で英語を勉強しよう!|ゲーム×英語学習のすすめ
みなさまもゲームで英語学習をしてみてはいかがでしょうか。