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この記事では、フルボイスのストーリークエスト「魔神任務」を英語でプレイしていて気になった・勉強になった英語フレーズを紹介していきます
今回は序章・第一幕「風を捕まえる異邦人」のパート7が対象です
前回の記事はこちら↓
パート7:龍災
go up against:立ち向かう、対抗する
???: You’ve actually got the power to go up against the dragon…
???: 巨龍と戦えるほどの力を持っているとは…
(直訳:あなたはドラゴンに対抗する力を実際に手に入れていた…)
“go up against~“で「~に立ち向かう」という意味です
goだけでなく、「come up against」「stand up against」も同じ意味になります
直訳だと、「あなたはドラゴンに対抗する力を実際に手に入れていた…」という感じですね
afar:遠く
Amber: These two are travelers from afar, (Traveler) and Paimon.
アンバー: この人は、えっと……遠いところから来た(旅人)さん。
(直訳:こっちの二人は遠くから来た旅人で、旅人とパイモンです。)
“far”は知っている人が多いと思いますが、“afar”はあまり見たことが無い人もいるのではないでしょうか
“afar”はa+farがくっついた単語で“afar”=”far away”、つまり「遠く」を意味します
今回のように、”from afar”「遠くから」という使い方がよく見られますね
しかし、“afar”は古語であり、詩的な表現なので日常会話では使いません
日常会話で”from afar”と言いたいときは”from far away”と言いましょう
原神の世界観から、キャラクターの言い回しや説明文にちょくちょく詩的な表現がありますが、日常会話では使いません
「こういうのもあるんだー」程度の認識で良いと思います
Long story short:手短に言うと
Amber: Long story short…
アンバー: 事の経緯はこう…
(直訳:手短に言うと…)
“Long story short”=「手短に言うと」「要するに」
これはそのままフレーズとして覚えましょう
長い話(Long Story)を短く(Short)するということで、「手短に言うと」となって、想像しやすいですよね
文章でみると意味は想像できますが、自分で使うとなると意外とでてこないので、アウトプットしてみましょう!
I won’t press you:無理強いはしない
Kaeya: Haha, relax! I won’t press you for more.
ガイア: ははっ、だから聞かないでおいてやるぜ。
(直訳:はは、リラックスして!それ以上は求めないよ。)
“I won’t press you”=「無理強いはしない」「プレッシャーをかけるつもりはない」
press という動詞が「圧力をかける」「プレッシャーをかける」といった意味で、文頭が I won’tなので「プレッシャーをかけるつもりはない」というフレーズです
今回はその一つ前のセリフでガイアが”But everyone has their secrets, right?”「でもみんな秘密は持ってるものだろ?」と言っています
その後のセリフとして「だから無理やり聞くつもりはない」と言っている様子ですね
First and foremost,:まず第一に | extend one’s thanks to:感謝を申し上げる
Kaeya: First and foremost, on behalf of the Knights of Favonius, I would like to extend our thanks to you for your help just now.
ガイア: とにかく、騎士団を代表して礼を言うよ。
(直訳:まず第一に、西風騎士団に代わって、先程のあなたの手助けに感謝を申し上げます。)
“First and foremost“=「まず第一に」「何よりもまず」
“first”=「最初に」、”foremost”=「真っ先に」という二つの単語を使ったフレーズです
同じような意味を掛け合わせているので、一番最初にすべきことであることを強調する意味となります
“extend one’s thanks to“=「(人)にお礼を申し上げる」
ここでのextendは「(気持ちを)伝える・述べる」という意味になり、フォーマルで硬い表現です
さらにフォーマルな謝意を表す「extend one’s appreciation」や「extend one’s gratitude」と表現することもできます
no small number of:少なからず
Kaeya: Your fight to defend the city against the dragon just now was witnessed by no small number of citizens.
ガイア: さっきの風魔龍との戦いで、守られた市民は全員お前たちの活躍を目撃した。
(直訳:あなたが今ドラゴンに対抗して街を守ったことを見ていた市民は少なくない。)
“no small number of”=「少なからず」
“a small number of”で「少数の」という意味のフレーズで、そこひ否定の”no”を加えて”no small number of“とすることで「少なくない」という意味になります
could ~ at any time:いつ~してもおかしくない
(Name): That dragon could return at any time. The Knights of Favonius will keep watch; everyone else is urged to find shelter immediately.
名前: あの龍はいつ戻ってもおかしくありません。西風騎士団はみなさんを守ります、急いで避難を!
(直訳:あのドラゴンはいつ戻ってきてもおかしくない。西風騎士団は注視するので、他のみんなはすぐにシェルターに避難してください。)
“could ~ at any time”=「いつ~してもおかしくない」
“could ~ at any time”は直訳すると「いつでも~する可能性がある」という意味で、それをわかりやすく言うと「いつ~してもおかしくない」という訳になります
今回は“That dragon could return at any time”なので「ドラゴンがいつ戻ってきてもおかしくない」となります
wrought iron:鍛鉄
Wagner: The wrought iron here spends all day getting hammered into shape.
ワーグナー: 鉄は毎日鍛えられるチャンスがたくさんある。
(直訳:ここの鍛鉄はハンマーで形を整えるには一日かかる。)
“wrought iron”=「鍛鉄」
“iron”=「鉄」というのは知っている方も多いと思いますが、”wrought”は「鍛造された」「丁寧に作られた」という意味の形容詞になります
もともとは「仕事」を意味する”work”の過去形・過去分詞形でしたが、古い表現であり、今ではあまり使われていません
workの過去形・過去分詞形としては使われることは少ないのであまり目にすることは無いかもしれませんが、今回のように鍛冶屋などでは目にするかもしれません
(鍛冶屋も今では少なくなっていると思いますが)
mind your own business:余計なお世話だ
Luke: …To ask you to mind your own business!
ルーク: …コホン、俺から何かを聞き出そうとするな!
(直訳:…余計なお世話だ!)
“mind your own business”=「余計なお世話だ」
“mind”は「~を気にする」、”business”は「事柄」という意味なので、直訳すると「自分の事柄を気にして」となります
「自分の事柄を気にして」⇒「余計なお世話だ」というニュアンスになります
「あなたに関係ないでしょ?」、「口出ししないで」としても訳され、少し強い口調のフレーズですね
make a mountain out of a molehill:小さなことで騒ぐ
Luke: This wind is nothing compared to back home in Snezhnaya, so stop making a mountain out of a molehill. Go away!
ルーク: これくらいの風はスネージナヤではなんてことないさ。お前こそ、さっさと立ち去れ!
(直訳:この風は故郷のスネージナヤと比べ物にならない、だから小さなことで騒ぐな。出てけ!)
“make a mountain out of a molehill”=「小さなことで騒ぐ」
“molehill”は「もぐら塚」という意味で、”make 〜 out of …”は「…から〜を作る」という意味です
なので、”make a mountain out of a molehill”を直訳すると「もぐら塚から山を作る」となります
「小さなもぐら塚が大きな山であるかのように大袈裟に振る舞う」ことから転じて、「小さなことで大げさに騒ぐ」となります
sight to behold:見ごたえがある
Cyrus: Isn’t that a sight to behold…
サイリュス: すごい光景だ…
(直訳:見応えがあるじゃないか…)
“sight to behold”=「見ごたえがある」
“behold”は「見る」という動詞で、seeやlookの文学的な表現です
“sight”は光景という意味なので、”a sight to behold”は「見るべき光景」つまり「目ごたえがあるもの」という意味になります
原神の英単語
今回のストーリークエストの範囲で原神特有の単語を紹介します
※英語表記と日本語表記が対になっていない場合もあります(単純な英訳<->日本語訳ではない)
英語表記 | 日本語表記 | 補足 |
---|---|---|
Kaeya | ガイア | 西風騎士団の騎兵隊長で、氷元素のキャラクターとしてプレイ可能 |
Wagner | ワーグナー | モンド城にいる鍛冶屋で、特定の武器を鍛えたり、購入できたりする |
Luke | ルーク | ファトゥイのメンバーで、少し口が軽い |
Cyrus | サイリュス | モンドにある冒険者協会の部長である |
Travel Log | 旅行日誌 | 魔神任務、伝説任務の内容が記録されており、ゲーム内で確認できる |
Fatui | ファデュイ | スネージナヤの外交官の代表団 |
Snezhnaya | スネージナヤ | テイワットの七国家の一つ |
まとめ
今回は魔神任務の“序章・第一幕「風を捕まえる異邦人」のパート7”のフレーズを解説しました
私はオープンワールドのアクションゲーム『原神』を英語でプレイして英語学習をしています
原神はキャラクターがフルボイスのシーンが多かったり、テキストも大きく表示してくれるので、英語学習にすごくおすすめです
『原神』で英語を勉強しよう!|ゲーム×英語学習のすすめ
みなさまもゲームで英語学習をしてみてはいかがでしょうか!