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赤ちゃんの名前って決めるの難しいですよね
その子が一生使うかもしれないようなものを決めるのですから、悩むのも当然です
最近では難しい漢字を使っていたり、辞書に載っていないような読ませ方をする名前の人もいます
- 名前ってどんな漢字でも使えるの?読み方はなんでもいいの?
- 名前を決めるときはどうやってアプローチすればいいの?
こんなことを疑問に思っているママやパパも多いのではないでしょうか
はじめに結論を言うと、『名前の付け方は人それぞれです』
それでは、「どんな名前でも良いのか?」というと、名前を付ける際に決まっているルールもあります
今回は、「東伯 聰賢」さん監修の『男の子のハッピー名前事典』から、“名づける時の基本ルール“や“名前を決めるときのアプローチ方法“を紹介します
なお、すべてを紹介するわけではなく、私が重要・参考になったと思うものから抜粋しています
- そもそも良い名前とは?
- 名づけの基本ルール
- 名前を付けるときに気を付ける5つのポイント
- 名前を付けるアプローチ方法5選
良い名前とは
そもそも良い名前とは何でしょうか?
両親が愛情をこめて考えた名前であれば良い名前なのでしょうか
ここでは良い名前とされるポイントを3つ紹介します
子供が愛着を持てる名前にする
奇抜すぎる「キラキラネーム」や古いイメージがある名前などは、子供が成熟すると嫌がったり、周りからからかわれたりする可能性があります
「子供が大きくなっても愛着が持てるような名前」にしましょう
社会で受け入れられやすい名前にする
読みにくい名前や難しすぎる漢字は「なんて読むんですか?」と頻繁に聞かれたり、パソコンの変換で出なかったりします
「日常生活に不便がないように、社会生活をスムーズに送れる名前」にしましょう
両親が心から愛せる名前にする
周りの意見に振り回されたり、姓名判断を気にしすぎて、両親の想いが後回しにならないようにしましょう
両親のお子さんなので、「ふたりが心から愛せる名前」にしましょう
名づけの基本ルール
名前に使える漢字や読み方など名前の基本ルールがあります
ここでは3つの基本ルールを紹介します
- 名づけに使える文字は決まっている
- 文字数は自由
- 読み方は原則自由
名づけに使える文字は決まっている
名づけに使える文字は何でも使えるわけではなく、以下の通り決まっています
- 常用漢字
- 人名用漢字
- ひらがな・カタカナ
- 繰り返し記号(「々」など)
- 長音記号(「ー」)
よく名前で使われている漢字や、普段見る名前なら問題ありません
文字数は自由
法律上、名前の長さの制限はありません
とは言え、長すぎる名前は「子供が愛着を持てるか」「社会で受け入れられやすいか」を考えると良くなさそうですね
子供にとっても、周りの人にとっても常識的な長さの名前にしましょう
読み方は原則自由
読み方についても規定がありません。つまり、名前に使う漢字はどんな読ませ方もできます
しかし、読みにくい名前は日常生活に支障がでることもあります
こちらも「子供が愛着を持てるか」「社会で受け入れられやすいか」を考慮して名づけをしましょう
名前を付けるときに気を付ける5つのポイント
- 読みやすさ・書きやすさ
- 同じ名前の人が身近にいないか
- 画数や文字数のバランス
- 発音・聞き取りやすさ
- 漢字の意味
読みやすさ・書きやすさ
誰でも読みやすく、書きやすい名前がベターです
あまり一般的ではない漢字を使うと説明が難しかったり、パソコンやスマホなどで変換できないこともあるかもしれません
特に姓名どちらも難しくすると大変なので、既に苗字が特徴的な人は名前もシンプルなものが良いでしょう
同じ名前の人が身近にいないか
親戚やご近所さんなど、同じ名前の人が身近にいないことを確認しましょう
相手が「真似された」と感じるかもしれませんし、呼ばれたときに紛らわしいです
また、よくある苗字に人気の名前を合わせると同姓同名の確立が高まるので避けた方が良いでしょう
画数や文字数のバランス
画数が多い漢字(10画以上)を使いすぎると重たい印象になります
逆に画数が少ない漢字ばかりだとあっさりした印象になってしまいます
苗字の画数が多かったら名前は少な目を意識するなど、バランスを考えましょう
また、「1字姓+1字名」は短すぎ、「3字姓+3字名」は間延びした印象になります
文字数についても多すぎず少なすぎず、バランスを考慮しましょう
発音・聞き取りやすさ
同じ行の音ばかり続くと発音がしにくいです
特に、「カ行・サ行・タ行・ハ行」は発音しにくく、これらの音が続くとかたい印象になります
苗字がこれらの音の場合、名前にはやわらかい音(マ行・ヤ行など)を入れるとバランスが良くなります
漢字の意味
良い意味だと思っていたけど、実は良くない意味ということもあるので、漢字の意味は良く調べましょう
ただし、漢字の意味は複数あったり、時代によっていろいろな解釈があります
「他の意味があるのも知っているが、自分はこの解釈として名前を付けた」と自信を持って言えるなら大丈夫です
名前を付けるアプローチ方法5選
- 響きから考える
- イメージから考える
- 漢字から考える
- 子どもへの思い・願いから考える
- 姓名判断から考える
響きから考える
「サトシ」から「聡」「悟志」、「アキラ」から「彰」「亜紀良」など、付けたい呼び名を考えてから漢字をあてる考え方です
響きは音の組み合わせによって「力強い」「優しい」など様々なイメージの響きが生まれます
カッコいい…「けい」「しょう」
知的…「さとし」「とうま」
力強い…「だいき」「りゅうご」
やさしい…「そうすけ」「はるむ」
イメージから考える
空や海、スポーツや音楽などの「自然」や「芸術・趣味」をイメージしたものから考える方法です
両親の様々な思いや好きなものをモチーフに名前を考えます
空や海などの自然…「海斗(かいと)」「大晴(たいせい)」
スポーツ…「剣一(けんいち)」「俊介(しゅんすけ)」
芸術…「奏音(かなと)」「悠作(ゆうさく)」
和風…「詠吉(えいきち)」「左之助(さのすけ)」
漢字から考える
意味や見た目の印象で、使いたい漢字から考える方法です
基本となる1字を決めてから、どういう組み合わせにするかというアプローチとなり、名前の文字数や読み方によっても印象が変わります
圭…いさぎよいという意味がある。「圭(けい)」「亮圭(あきよし)」「圭都(けいと)」
悟…知的で落ち着いたイメージ。「悟(さとる)」「悟史(さとし)」「健悟(けんご)」
悠…ゆったり落ち着いていてやさしい印象。「悠斗(ゆうと)」「友悠(ともはる)」
子どもへの思い・願いから考える
「優しい子に育ってほしい」「みんなから愛される子に」など、こんなふうに成長してほしいという思いから名づける方法です
思いをストレートに表現する方法もありますが、思いからイメージを広げて名づける場合もあります
思いやりのあるやさしい人に…「想介(そうすけ)」「慎之介(しんのすけ)」
人に恵まれ、愛される人に…「和貴(かずき)」「結人(ゆいと)」
明るくさわやかな人に…「元輝(げんき)」「颯太(そうた)」
のびのびと成長してほしい…「翼(つばさ)」「創心(そうしん)」
姓名判断から考える
名前の画数で運勢の良い名前を付ける考え方です
あまり固執しすぎず、うまく取り入れて他の考え方で煮詰まった後に、決め手として考えてみるのも良いかもしれません
まとめ
今回は『男の子のハッピー名前事典』を参考に、名前の決め方について内容をまとめました
私が個人的に抜粋しているので、名づけのアプローチには他にも「季節」「あやかり名」などいろいろあったり、基本的なルールや気を付けるポイントはもっと多く紹介されています
また、名づけのアプローチ毎に実際にどのように名前があるかという例もたくさん紹介されています
気になった方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか