大人から始めるストリートダンス|ジャンル毎に向いている人・向いていない人を解説!

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これからストリートダンスを始めたいと思っている方はこんなお悩みがありませんか?

  • ストリートダンスを始めたいんだけど、どんなジャンルがあるの?
  • どのジャンルにしようか迷っている
  • 自分に合うジャンルが分からない…


私は社会人からポップダンスを始め、今ではフリー(即興)で踊ることをメインとし、ショーケースやダンスバトルにも出ています


こんな私が、ストリートダンスの種類と、ジャンルごとに向いている人・向いていない人を紹介したいと思います

大人からでもできる?30代からダンスを始めるメリット・デメリット|ダンスの種類も紹介 今からでも遅くない!?社会人からストリートダンスを始める方法|それぞれのメリットデメリットも紹介
この記事でわかること
  • ストリートダンスの種類
  • ジャンル毎に向いている人・向いていない人

ストリートダンスの種類(オールドスクール)

ストリートダンスは様々なジャンルの総称であり、ヒップホップダンスブレイクダンスなどが有名です


ここでは、ダンスが生まれた時代によって2つに分けられた「オールドスクール」「ニュースクール」の代表的なものを紹介します

オールドスクール
  • ブレイキン(BREAKIN)
  • ポップ(POP)
  • ロック(LOCK)
  • ワック(WAACK)

ブレイキン(BREAKIN)

背中や頭で床をクルクル回ったり、腕1本で逆立ちしたりなどアクロバットなダンスです


立ち踊りより、床でステップを踏んだり、大技を繰り出すのが特徴です


芸能人だと、ナインティナインの岡村隆史さんがブレイクダンスを踊っていて有名ですね


ブレイクダンスは、「エントリー」「フットワーク」「パワームーブ」「フリーズ」の4つの要素から成り立っています

  • エントリー:立ってステップなどで踊る
  • フットワーク:床でステップを踏む
  • パワームーブ:頭でくるくる回る・逆立ちで飛び跳ねるなどの大技
  • フリーズ:最後の決めポーズ

2024年パリオリンピック競技大会の新競技として、ブレイキン(ブレイクダンス)種目の追加がされるなど、注目が高まっています

ポップ(POP)

ポップダンスは筋肉を弾き(POP)ながら踊るダンスです

代表的な動き

腕や脚、首、胸など、身体の筋肉を弾く(HIT)

身体に波が流れているような動き(WAVE)

各部位を回すような動き(ROLL)

特徴的な動きは上記の通り、人間らしくない不思議な動きが特徴的なダンスです


マイケルジャクソンのムーンウォーク(バックスライド)もポップダンスの一部です。


「ロボットダンス」なんかが有名ですが、こちらもポップダンスのスタイルの一種です

POPを踊る人の事を「ポッパー(POPPER)」と呼びます

ロック(LOCK)

スムーズな体の動きから体を止める、ポーズする(ロックする)動きが特徴的なダンスです


衣装はボーダー柄の服やスーツにハットを被ることが多く、特徴的な動きで動きが分かりやすく、見ていて楽しいダンスです

代表的な動き

体を固める「ロック」

指をさす「ポイント」

手首をクルクルと巻き上げる「トゥエル」


芸能人だと、中居正広さん、DAPUMPのISSAさんやKENZOさんが踊っています


現在でもジャニーズの振り付けで使用されている場合があり、かなりポピュラーなダンスの一つです

ワック(WAACK)

ワックダンスは腕や胸などを中心に動かして踊るもので、女性に人気の高いジャンルです

代表的な動き

腕をムチのように振り回す

腕を体に巻きつける

胸を上下左右に動かす

ポージングやターン


ワックダンスは激しく力強く踊りますが、エレガント&セクシーな部分もアピールして、感情的・情熱的な踊りを表現できます

ストリートダンスの種類(ニュースクール)

ニュースクール
  • ヒップホップ(HIPHOP)
  • ハウス(HOUSE)

ヒップホップ(HIPHOP)

一般の人には最もポピュラーなストリートダンスで、「アップ」と「ダウン」でリズムをとるのが特徴です


時代によってさまざまなスタイルが生まれており、定義するのがとても難しいジャンルです


ヒップホップダンスは、EXILE・三浦大地など、多くのアーティストが取り入れています

代表的なステップ

ランニングマン

クラブステップ

ヒール&トゥ

歴史的背景から見ると、BREAKINやPOPも「ヒップホップ」でしたが、今ではそれらは別のジャンルとして確立されています
そして、現代で「ヒップホップダンス」というと「ヒップホップ音楽で踊るダンス」であり、「ニュースクールのダンス」を指すことが多いです

ハウス(HOUSE)

ハウスダンスは、「ハウスミュージック」と合わせて踊るダンスです


テンポが早い曲で軽やかに動き、流れるような素早いステップが特徴的なダンスです

代表的なステップ

ツーステップ

パドブレ

ファーマー

それぞれのジャンルに向いている人・向いていない人

ジャンル向いている人向いていない人
ブレイキン(BREAKIN)・派手な大技が好きな人
・ダンスバトルをしたい人
・バチバチな雰囲気が好きじゃない人
・立ち踊りで楽しく踊りたい人
ポップ(POP)・不思議な動きで人を驚かせたい人
・コツコツと地味な練習ができる人
・沢山ステップを踏みたい人
・感情を表現したい人
ロック(LOCK)・楽しくノリノリで踊りたい人
・すぐにそれっぽく踊りたい人
・自分のスキルを見せたい人
・ゆっくりな曲が好きな人
ワック(WAACK)・表情・感情を表現したい人
・腕をメインで使って踊りたい人
・感情表現が好きではない人
・目立つのが得意ではない人
ヒップホップ(HIPHOP)・型にとらわれないダンスをしたい人
・ダンスの基礎から学びたい人
・特徴が決まっているダンスが良い人
・リズムより技がやりたい人
HOUSE(HOUSE)・おしゃれにステップで踊りたい人
・ハウスミュージックが好きな人
・全身で踊りたい人
・ゆっくりな曲で踊りたい人

ブレイキン(BREAKIN)

向いている人
  • 派手な大技が好きな人
  • ダンスバトルをしたい人

ブレイクダンスは床でステップを踏んだり、大技を繰り出すのが特徴です

ですので、見た目がカッコいい大技を決めた人にはピッタリです

また、ブレイクダンスは元々ギャング同士の抗争で、銃の代わりにダンスバトルを用いたことが発祥とされています

そのような歴史的背景からバトル文化が強く、ブレイクダンサーはバトルをしてこそという風潮があります

そのため、「ダンスバトルで競い合ってみたい!」という人にもおすすめです

向いていない人
  • バチバチな雰囲気が好きじゃない人
  • 立ち踊りで楽しく踊りたい人

ブレイクダンスはバトル文化が強いので、その分血の気が多いダンサーが多いです笑

ですので、バトルのときは挑発し合ったり煽りあったりするシーンが多くみられます

そういったバチバチしたやりとりが好きじゃない人には向いていないかもしれません

また、ブレイクダンスは立ち踊りよりフロア(床)で踊ることが多いです

「立ってリズムに乗って、楽しく踊りたい!」という人は少しイメージが違うかもしれません

ポップ(POP)

向いている人
  • 不思議な動きで人を驚かせたい人
  • コツコツと地味な練習ができる人

ポップダンスはロボットのような動きをしたり、身体にウェーブを通したりと不思議な動きをするダンスです

こういった人間離れした動きが好きな人にピッタリです

また、ポップダンスは形になるまで比較的時間がかかるダンスです

練習も派手さはないので、地道にコツコツ練習できる人に向いています

向いていない人
  • 沢山ステップを踏みたい人
  • 感情を表現したい人

ポップダンスは全身を使って色んな音を表現します

上半身や腕だけで踊れることもでき、スタイルによりますが、ステップが多いダンスではありません

そのため、「軽やかにステップして踊りたい!」という人には向いていないでしょう

また、ロボットっぽい表現や浮遊しているような動きなど、いかに人間らしさを抑えて不思議に見せるかという動きが多いです

そのため、「感情を全力で表現したい!」という方は別のジャンルをお勧めします

ロック(LOCK)

向いている人
  • 楽しくノリノリで踊りたい人
  • すぐにそれっぽく踊りたい人

ロックダンスはファンクミュージックに合わせて楽しく踊ります

見ていて楽しいダンスなので、ノリノリなダンスが好きな方には是非おすすめします

また、ロックダンスは代表的な動きが決まっていて、それを組み合わせたりして踊るダンスです

もちろん追求すれば終わりはありませんが、比較的それっぽく形になるのが早いダンスです

ですので、「時間をかけずにとりあえずダンスっぽく踊りたい」という人におすすめです

向いていない人
  • 自分のスキルを見せたい人
  • ゆっくりな曲が好きな人

ロックダンスは代表的な動きを組み合わせるからこそ、スキルを見せるのが難しいダンスです

ポップダンスやブレイキンと違って、音の取り方やアイソレーションなどで違いがでるため、初心者には違いが分かりにくいと思います

また、ロックダンスはファンクやハウスなど比較的早めの曲で踊ることが多いです

ゆっくりな曲に対してはロックダンスを合わせることが難しいです

ワック(WAACK)

向いている人
  • 表情・感情を表現したい人
  • 腕をメインで使って踊りたい人

ワックダンスの特徴は何といっても情熱的で感情が重視されることで、

「自分のダンスを自分らしく表現したい!」という方にピッタリです

セクシーさやエレガントさを追求したダンスなので、女性に特に人気です

また、基本的な動きは腕をムチのように振り回して踊ります

もちろんステップもありますが、ダンスで腕を使うのが好きな方にもおすすめです

向いていない人
  • 感情表現が好きではない人
  • 目立つのが得意ではない人

逆に、感情表現はそんなにしたくないという人もいるでしょう

苦手というだけであればワックダンスをすることで克服できるかもしれませんが、そもそもダンスに感情を表現することを求めていないという人にはお勧めしません

また、ワックダンスは感情表現に加えてオーディエンスを意識してのダンスが求められます

観客の近くに行って踊ったり、審査員の近くに言って踊ったりして自分をたくさんアピールします

そういった、自分をアピールして目立つというのが得意じゃない人には向いていません

ヒップホップ(HIPHOP)

向いている人
  • 型にとらわれないダンスをしたい人
  • ダンスの基礎から学びたい人

ヒップホップは自由度が大きく、いろんなジャンルの動きを取り入れながら踊ります

そのため、ヒップホップという型にとらわれず、いろんなスタイルがあります

ですので、型にとらわれずにいろんなジャンルの動きを取り入れ、ダイナミックに動きたい人におすすめです

また、ヒップホップダンスは初めに「アップ」や「ダウン」という基礎から教えられます

これは他のダンスにも通じる基礎の基礎であり、ダンスの根幹でもあります

そこからさまざまなジャンルごとのベースとなる動きを学んでいきます

ヒップホップダンスはダンスの基礎となるリズム取りの考え方から教えてくれることが多いです

向いていない人
  • 特徴が決まっているダンスが良い人
  • リズムより技がやりたい人

ヒップホップは型にとらわれていないという特徴故、「これぞヒップホップ」という動きがなかなか定義し辛いです

例えばポップダンスやワックダンスなんかは、一目見て分かりますが、ヒップホップはダンスを見たときに「多分ヒップホップかな…?」となることがよくあります

なので、ある程度特徴が明確なダンスをやりたい人はヒップホップダンスは向いていないかもしれません

また、ヒップホップダンスはリズムやグルーブが重要です

こういうダンスよりも、アッと驚かせるようなすごい技をやりたい場合はヒップホップではないかもしれません

HOUSE(HOUSE)

向いている人
  • おしゃれにステップで踊りたい人
  • ハウスミュージックが好きな人

ハウスは軽やかなステップでおしゃれに踊ります

早いステップで踊るダンスが好きで、比較的狭い場所でもおどりたい方には是非おすすめです

また、ハウスダンスはハウスミュージックに合わせて踊ります

ハウスミュージックが好きな人にもピッタリですね

向いていない人
  • 全身で踊りたい人
  • ゆっくりな曲で踊りたい人

ハウスダンスはステップが中心となるダンスです

上半身ももちろん重要で、いろんなアレンジを加えている方もいますが、他のジャンルと比べると足がメインです

そのため、「腕や身体もたくさん使って全身で表現したい!」という方には不向きです

また、ハウスダンスはその軽やかなステップから、比較的早い曲で踊ります

逆に、ゆったりした曲やビートが無い曲に合わせて踊るのはとても難しいです

まとめ

いかがだったしょうでか


今回はストリートダンスの種類ジャンルごとに向いている人・向いていない人を紹介しました


向き不向きを紹介しましたが、自分がやりたいダンスを続けていれば、その課題も克服できます


自分が一番ピンときたダンスジャンルを始めましょう!

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